ことばの処方箋:夏の余熱を抱いて

夏の余熱を抱いて 声とことばの処方箋

この処方箋は、「ことば」だけでできています。
けれど、その言葉たちは、
まるで音楽のように心に響いてくるかもしれません。

燃えるよう夏が過ぎ、黄金色の季節に移る。
静かな空気の中で
このことばをゆっくり読んでみてください。

—–

夏はまるで、あなただった
燃えるような夕暮れも
にぎやかな海のざわめきも
私の胸をいっぱいに満たしていた

でも、ほら 蝉の声が遠のいて
空が高く澄んでいく
Tシャツの袖から、風が冷たい

祭りのあとの静けさみたいに
すべてがゆっくりと終わりに向かう
あなたの熱が、遠ざかるほどに
私の心は、ちいさく震える

これから来る、たくさんの美しいもの
黄金色の光、星の降る夜
わかっているのに、なぜだろう
どうしようもなく、心細い


※この詩に共鳴したあなたへ。
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