自分で決めたことなのに、これでいいのか不安になるのはなぜ?

自分で決めたことなのに不安になる こころとからだにやさしい習慣

「これでいこう」と自分で決めたはずなのに、しばらくすると不安になる。

本当にこれでよかったのかな。

別のほうがよかったんじゃないかな。

もう少し考えてから決めればよかったかな。

誰かに反対されたわけでもないのに、自分の中で何度も答え合わせをしてしまうことがあります。

自分で決めたのだから、もっと自信を持てばいい。

そう思っても、不安はなかなか消えてくれません。

では、自分で決めたことなのに不安になるのは、なぜなのでしょう。

決めたからといって、不安がなくなるわけではない

何かを決める前には、いくつもの選択肢があります。

けれど、ひとつを選んだ瞬間、選ばなかったものが生まれます。

転職すると決めれば、今の職場に残る未来を手放すことになります。

何かを始めると決めれば、始めなかった場合の未来は分からなくなります。

どちらを選んだとしても、
「あっちだったら、どうなっていたんだろう」
という可能性は残ります。

だから、決めたあとに迷いが出てきたからといって、必ずしも選択を間違えたとは言えません。

選ばなかった未来が見えないから、不安になることもあるのです。

「正解だった」と確認したくなる

私たちは、決めたことの結果をすぐに知ることができません。

例えば、仕事を変えて、翌日に「この転職は大成功でした」という結果が出るのではありません。

新しいことを始めても、それが自分に合っているのか分かるまでには時間がかかります。

結果がまだ見えない間は、どうしても不安定です。

そんな時、誰かに
「それでいいと思うよ」
と言ってもらいたくなることもあります。

占いや診断を見たり、似たような経験をした人の話を探したり。

ただ、どれだけ外から「大丈夫」と言われても、また不安になることがあります。

それは、自分が本当に知りたいのが、「この選択は正解ですか?」ということだけではないからかもしれません。

不安の中身は、ひとつではない

不安の中身はひとつではない

「これでいいのかな」

という言葉の中には、いろいろな気持ちが隠れています。

失敗したくない。
後悔したくない。
損をしたくない。
人から変な選択だと思われたくない。
今まで積み重ねてきたものを無駄にしたくない。

または、「自分で決めたことだから、失敗しても誰のせいにもできない」という怖さがあることもあります。

同じ「不安」でも、その中身は人によって違います。

だから、不安をなくそうとする前に、

私は何が起きることを怖がっているんだろう。

と考えてみると、少し違うものが見えてくることがあります。

決断した時の自分に戻ってみる

迷い始めると、私たちは「今の不安」ばかりを見てしまいます。

そんな時は、決めた時の自分に戻ってみるのもひとつです。

なぜ、それを選んだのか?
何が嫌だったのか?
何を変えたかったか?
何に惹かれたのか?

誰かに勧められたからではなく、自分の中に何か理由があったはず。

後になって状況が変わったのであれば、決め直してもいい。

けれど、不安になったという理由だけで、「あの決断は間違っていた」と決めつけることはありません。

正しかったかどうかは、まだ分からない

決断すると、すぐに正解か不正解かを知りたくなります。

でも、その時点では分からないこともたくさんあります。

選んだ道が正しかったのか。
別の道のほうがよかったのか。

もしかすると、ずっと分からないことだってあるでしょう。

それでも、その時の自分が何を考え、何を感じ、なぜその道を選んだのかは見ていくことができます。

「これでいいのかな」と思った時。

すぐに正解を探しに行く前に、ひとつだけ自分に聞いてみてください。

私は、何が不安で「これでいいのかな」と思っているんだろう。

答えがすぐに出なくても構いません。

「これでいいのかな」という言葉の奥にあるものが分かってくると、考えるべきことも少しずつ変わってきます。

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