やる気が出るまで待っていたら、いつまで経っても動けない

ほんの少し動き始める こころとからだにやさしい習慣

やる気が出ない。

そんな日は誰にでもありますよね。

疲れているとき。
眠れていないとき。
嫌なことがあったとき。

そんなとき、「今日は疲れているから仕方ない」と感じます。

でも、とくに大きな出来事があったわけでもないのに、何となく動けない。

やらなければいけないことは分かっている。
やりたいと思っていたはずなのに、手が動かない。

そんなときもあります。

以前の私は、「やる気が出たら、動けばいい。」と思っていました。

でも、それではいつまで経っても動けない。
だから、もしかすると順番が逆だったのかもしれません。

やる気が出ない理由は、ひとつではない

動こうかな。でも動かないな
「やる気が出ない」といっても、その状態は誰もが同じではありません。

単純に疲れていることもあります。

忙しい日が続いて、睡眠や休養が足りていなければ、身体が重くて動きたくないのは仕方ないです。

でも、反対に、何もすることがなくなったときにも、動けなくなることがあります。

毎日向かっていたものが突然なくなって、「さて、何をしよう」と思ったまま時間だけが過ぎていく。

目標があっても、それが本当に自分のしたいことではなければ、なかなか動けないこともあります。

そして、人間関係。

仕事そのものは嫌いではないのに、そこにいる誰かとの関係を考えただけで気が重くなる。

「行かなければ」
と頭では思っているのに、身体は動きたくない。

同じ「やる気が出ない」でも、その奥にあるものはずいぶん違います

「やる気がない」と決める前に

だから、「私はやる気がない人間なんだ」と決めてしまう前に、何に対して動けないのかを考えたいです。

何をするのも億劫なのか。
仕事だけ嫌なのか。
始めてしまえばできるけれど、取りかかるまでが長いのか。
本当はやりたくないことを、やらなければいけないと思っているのか。

全部、「やる気が出ない」という一言で片づけてしまうと、違いが見えなくなります。

やる気が出てから動く、ではなかった

片方だけ少し前に出た靴
私は長い間、

やる気が出る

動く

という順番だと思っていました。

だから、やる気が出ないときには待っていました。

「そのうち、やる気になるだろう」

でも、待っていても何も変わらないことがあります。

そんなとき、
とりあえずパソコンを開く。
一行だけ書く。
机の上のものを一つだけ片づける。
靴を履いて外へ出る。
ほんの少しだけ動いてみる。

すると、その続きをやっていることがあります。

もちろん、毎回そうなるわけではありません。

一つやって、「今日は無理だ」となる日だってあります。

それなら、それでいい。

大事なのは、「やる気がなければ、何もできない」と最初から決めてしまわないことなのだと思います。

やる気は、最初からそこにあるとは限らない

何かを始めるために、十分なやる気を用意しなくてもいいのかもしれません。

「よし、やるぞ」と思える日を待たなくても、とりあえず一つだけやってみる。

そして、もう一つできそうならやってみる。

その途中で、いつの間にか気持ちがついてくることもあります。

でも、少し動いてみたことで、
「やっぱり今は休んだ方がいい」
「これは本当はやりたくなかったんだ」
と分かることもあります。

それも、動いてみたから分かったことです。

やる気が出ないとき、「どうすれば、やる気が出るんだろう」と考え続けるより、今の自分にできる一番小さなことは何だろう。

そこから始めてみる。

やる気は、動くための条件ではなく、動き始めたあとから、ついてくることだってありますから。

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