第4章:失職の連鎖が導いた、守られる居場所~過去の痛みが変わった瞬間

手術の決断 AC わたしのこと

子宮体がんの診断と手術の決断

新しい職場での勤務が始まって間もない頃、乳がんの通院ついでに受けた婦人科検診で、気になる結果が出ました。

再検査の結果、診断は子宮体がん。
ステージ1b、顔つきの良いタイプだと言われました。

手術は子宮・卵巣・卵管の全摘。

前回のがんのときとは違い、仕事のことよりも「早く取ってしまおう」という思いが強く、
迷わず最短日程で手術をお願いしました。

「病院を優先してください」の言葉に支えられて

上司にも早い段階で病名と入院の必要性を伝えていました。

すると、「最初に通院のことをお聞きしていましたから、それが少し増えるってだけですね」との言葉が返ってきました。

その言葉は、これまで「病気=契約終了」と突きつけられてきた私にとって、大きな支えとなりました。

さらに、時給制の私にも適用される「1週間以上入院の場合、1か月間の給与保証」という制度があると知り、経済的な不安も和らぎました。

入院前の検査や準備で欠勤や遅刻が増えても、「病院を優先してください」と言われ続け、心は守られていました。

過去に経験した机上の私物や内定取り消しの記憶を思い出しながら、
「あの時の失職は、この出会いのためだったのかもしれない」と思えるようになっていました。

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